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生活部・高齢者交流サロン
生活部・交流サロン見学レポート
高齢者交流サロン見学レポート

<第26回 レポート>

6月9日午前10時から第2集会所で毎月1回開催される高齢者交流サロンを見学して参りました。
この事業は羽曳が丘E&L生活部が毎月開催しているもので、今回が26回目になります。開会の10時には約40名の参加者で会場は熱気がむんむん。生活部スタッフの進行のもとにまず有本さんのピアノ伴奏で羽曳野市歌が斉唱され、夏は来ぬ、森のくまさん、菩提樹、夏の思い出と大きな歌声が響きました。
その後は液晶プロジェクタから映写される「美しき日本の歌」から数曲を選んで歌い、休憩となりました。
休憩時間までにはスタッフによりコーヒーや紅茶、茶菓子が準備され、ビバルディが流れる中をお茶を飲みながらの約15分間の歓談時間となりました。 後半は「昭和の流行歌」から数曲が選ばれ、懐かしい映写画面を見ながら歌う事となりましたが、戦前戦後の懐かしい映像には参加者から感嘆の声が挙がっていました。最後は千の風で締めくくられましたが、元気よく大きな声で歌う事は結構体力のいるもので、私自身の日頃怠けている体には良い刺激となったようです。参加された方の中には90歳近くのご高齢の方もおられたようですが、歌う事と適度なおしゃべりは健康維持に絶好のものではないでしょうか。スタッフの皆さんのお世話は大変でしょうが、この良い試みを今後も末永く続けて行ってほしいと思った次第です。
                                    (取材 宮本)


<第27回 レポート>

7月14日台風接近で雨天の中、どれだけの人が集まっているだろうかと考えながら、10時過ぎ会場に到着。前回よりやや少ないものの、30名を超える方が参加されていました。
前半は液晶プロジェクタを駆使し、DVDによる「カラオケ」で昭和の懐かしい曲を合唱。映像の美しさと音質のすばらしさはデジタルならではのもの。気分良く歌えるのはたばこ臭い場末のカラオケ店とは比較になりません。
今回のハイライトはこの後にありました。この交流サロンをお世話頂いている村上卓氏秘蔵のビゼーの歌劇「カルメン」のDVDから第2幕でエスカミリオが歌う闘牛士の歌の場面を解説付きで鑑賞したのです。約15分間参加者一同が画面に集中したひとときでした。なかなか見る機会のない有名な場面は見応えがあり、終了後は大きな拍手でした。
後半は有本さんのピアノに合わせてカエルの歌の輪唱や懐かしい歌を数曲を歌いお開きとなりました。終了後交流サロン担当の役員会が開催され、今後の進め方などについて検討して頂きました。
この交流サロンは毎回女性のスタッフ2名が選曲などの準備と当日の司会を担当。村上卓氏がオーディオ、プロジェクタなどの機器を担当して運営しておられます。
今回参加者に簡単なアンケートを行いましたが、その結果は次の通りです。

交流サロンについてのアンケート結果
               (取材 宮本)


毎回ピアノを担当して下さる有本さん

今回の進行役高橋さんと馬場さん

オーディオ機器とプロジェクタを操作する村上さん

第27回のプログラム

コーヒーブレークのひととき、楽しい談笑が続く

<第31回 レポート>

12月8日平成19年最後の交流サロンが開かれました。今回はいつものメンバーに加えて南河内地区の4団体が見学にこられ会場はぎっしり満員、熱気でムンムンの状態となりました。

いつものように、有本さんのピアノ伴奏に合わせての合唱と、液晶プロジェクタでの表示に合わせて歌う第一部のあとはコーヒーブレイク。続いて年末恒例のベートーヴェンの第九第4楽章を参加者全員で鑑賞し今年の締めくくりとなりました。来賓としてこられた4団体の方々からはそれぞれの団体の活動紹介をしていただきました。

終了後、昼食を挟んで交流サロンを運営するE&L生活部のスタッフと4団体の方々との座談会が開かれ次のようなご意見をいただきました。

 ・交流サロンに来られている方はとても知的にまたお洒落に見える。
  自分たちの地区で第九は多分 聞かないでしょう。

 ・交流サロンはみんなで共に楽しめて良い

 ・会費を取ることはとても良い

 ・それぞれ役割分担して進行がスムーズ

話し合いの結果、今後は年に1回ずつ他の団体を相互訪問しようということになりました。

                                     (取材 宮本)


当日のプログラム

31回進行役の高橋さん

社会福祉法人大阪総合福祉協会から来られた
山路さん

南河内地区各団体からのお客様

<第32回 レポート>

平成20年第一回目の交流サロンが1月12日に開催されました。正月明けであり、小雨のぱらつくあいにくの天気で、少人数の集まりでしたが、DVDと有本さんのピアノ伴奏にあわせ、いつものように元気よく歌いました。

恒例となった村上卓さんのクラシックタイムでは、ウイーンフィルのニューイヤーコンサートのアンコール曲であるJ.シュトラウスのラデッキー行進曲が紹介され、曲にあわせて参加者も手拍子を打つ光景が見られました。

コーヒータイムにはお正月らしくお餅も配られ、なごやかなひとときを過ごしました。

                                     (取材 宮本)


第32回のプログラム

有本さんのピアノに合わせ全員で合唱

進行役の瀬合さんと須和さん

最後の曲「幸せのワルツ」をリードする齋信E&L副理事長

<第33回 レポート>

2月9日降りしきる雪の中を第33回交流サロンが開催されました。参加者が少ないのではと心配されましたが、参加者は20名、お世話するスタッフを含めると35名の参加となり、予想外の賑やかさでした。今回の進行役は須和さんと八木さん。前半は液晶プロジェクタを使った戦前の歌を中心に歌いました。もう恒例となった村上卓さんのクラシックタイムにはベートーヴェンの田園交響曲の一部が紹介されました。今年はこの曲と第5番「運命」が作曲されてちょうど200年目にあたるそうです。

コーヒータイムの後は有本さんのピアノに合わせて数曲歌い、お開きとなりましたが、約2時間の間に集会所周辺は銀世界となり、帰りが心配されるような状態でした。(取材 宮本)


進行役の須和さん
クラシックタイムの解説をする村上さん
前半終了後は全員で体をほぐす体操
集会所の窓を開けてびっくり。外は一面の雪景色

<第34回 レポート>

3月8日この日の交流サロンは53名の参加で大賑わい。お世話をするスタッフも大変です。いつものように最初の10曲はビデオ投影によるカラオケ形式で進行。曲目は戦前の唱歌、流行歌が中心でした。圧巻は休憩前のクラシックタイムでした。今回はイタリアのテノール歌手の独唱で、ヴェルディの歌劇「リゴレット」から女心の歌、歌劇「椿姫」から乾杯の歌、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」を聴きました。その美声と迫力には全員が感動。すばらしいひとときでした。

全員で身体をほぐす体操をした後、コーヒータイム。約20分の間、楽しい談笑が続きました。
後半は有本さんのピアノに合わせて、3曲を歌い終了。このサロンが恒例行事として定着し、すこしずつすそ野が広がり、「交流目的」が達せられつつあることは、喜ばしいことだと思いました。   (取材 宮本文)

プロジェクタ画面を見る参加者
全員で体操。集会所の床 大丈夫?
第34回のプログラム

<第35回 レポート>
第2集会所前のしだれ桜が満開の4月12日、第35回の交流サロンを開催しました。今回は趣向を変え西川E&L副理事長が選曲をすることで話題を呼び前回に続き50名を超える参加がありました。曲は明治時代の「村祭り」に始まり最後の「世界は二人のために」まで年代順に並べられ、童謡あり演歌ありで、今までとは違った新鮮なプログラムとなりました。コーヒータイム前のクラシックタイムではロドリーゴのアランフェス協奏曲の第2楽章を聞き、哀愁を帯びたメロディにうっとりするひとときでした。最後の4曲は有本さんにピアノ伴奏をお願いし、12時にすべての曲を歌い終わりました。   (取材 宮本)

西川副理事長選曲のプログラム
本日の進行役西川副理事長
今日も参加者でぎっしり

<夏の特別企画 レポート>
8月9日本来なら休会の交流サロンですが、村上 卓氏の発案により夏の特別企画としてオペラ鑑賞会が開催されました。いつもは交流サロンの休憩前に数分間あるクラシックタイムですが、この日は時間をかけてオペラを鑑賞しようという企画です。今回はオペラの中ではもっともポピュラーなビゼーの歌劇「カルメン」。
うだるような熱気の中を10時前に会場に到着してビックリ。なんと予想もしなかった50名近い方々が詰めかけておられました。
エアコンの効いた快適な会場で、まず村上氏がユーモアを交えながらの解説そしていよいよ始まりです。断片的にはよく聞くメロディーでもこのように全曲を通してDVD映像で鑑賞する機会は少ないのではないでしょうか。幕間にはいつものようにティーブレークをとりながら、圧倒的な迫力の画面を2時間半かけて堪能し最後は大きな拍手で村上氏の労をねぎらいました。
終了後参加者の声は、家庭ではなかなか鑑賞時間を作れないので、またこのような機会を是非作ってほしいというものでした。(取材 宮本)

思いがけずも会場は満員
いつもは裏方の村上氏も今日は主役で解説
幕が上がる前のオーケストラ演奏に見入る参加者
迫力ある映像に参加者は大満足

<第40回 レポート>

秋もたけなわの10月11日、久しぶりに第40回目にあたる交流サロンの取材に出かけました。
この日は馬場さんの進行で始まり、最初は須和さんのピアノに合わせて歌う曲から開始されました。今年88歳の福富さんがリード役となり最初の3曲を合唱。続いていつものようにDVD画像と演奏による合唱となりました。クラシックタイムはスメタナの「モルドウ」を美しい映像とともに聞きました。
ティータイムの後は2部が開始されましたが、寮歌の合唱には再び福富さんが登場。元気よく旧一高、三高の寮歌を熱唱されました。秋日和のひととき、熱のこもった時間となりました。

毎回のプログラムには明治以降に作られた唱歌がたくさん登場します。我々にとってはどこかで耳にしたものばかりで、歌詞さえ見ればすぐに歌えるのですが、今のこども達はおそらく存在さえも知らない歌が多いのではないでしょうか。唱歌の中には音楽的にも優れた名曲が沢山あります。歌詞も当時の生活や風習そして美しい自然を表現しているものが少なくありません。このような伝統、国民の財産とも言えるものを今のこども達を通じて後世に伝えて行くことが私たちの使命ではないか、何とかしてこども達に伝える機会を持つべきではないかと感じた次第です。(取材 宮本)

今日のピアノ伴奏は須和さん。皆さんの調子に合わせて見事な手さばきでした。
進行役の馬場さんとリード役の福富さん
第40回のプログラム。子供の時口ずさんだ懐かしい唱歌が並ぶ。
ティータイムのひととき、あちらこちらで談笑がすすむ。
<第42回 レポート>

12月13日、寒さも和らいだ朝でしたが、会場の第2集会所は季節はずれの熱気でむんむん。50名を越える方々が、開会を待っていました。その前列中心にはなんと北川羽曳野市長が・・・。市長さん臨席の元でいよいよ開会。いつものように約10曲をDVDと有本さんのピアノ伴奏で歌った後、お待ちかねの第9。一般的に第4楽章のみを聞くのが普通なのですが、第3から第4へと連続演奏するスタイルとのことで、緩和な第3楽章の中途から開始されました。緩急をつけた特徴ある演奏と深みのある映像で観衆を引き込み、猛烈な早さでコーダをむかえ、大音量の後に静寂が。クラシックを聞き慣れない人にも十分受ける演奏でした。
(取材 宮本)

開会前に談笑する北川市長と原田理事。
カラオケ以外では歌う機会がと挨拶する北川市長
映像に見入る参加者
進行役は高橋さん


<第47回 レポート>

5月9日、連休明けの週末第47回の交流サロンが開催されました。今回は4月に引き続いて大阪府立大学看護学部の学生さんたち5名が参加され、華やいだ雰囲気の会合となりました。
今回から機材担当の村上氏のご尽力で歌集を配布する代わりに歌詞をプロジェクタで投影できるようになり非常に便利になりました。クラシックタイムはプッチーニのオペラ「トゥーランドット」の名場面の紹介。「誰も寝てはならぬ」の部分はもう日本でも有名で、名唱にうっとりの一時でした。(取材 宮本)

村上氏製作のプロジェクタ画面
開会前から後ろに若い学生さんの顔が並び違った雰囲気に
自己紹介する府立大学の学生さんたち
今日はお茶のサービスも若い臨時スタッフの仕事!

<第50回 レポート>

9月12日、2ヶ月ぶりに交流サロンが開催されました。今回も大阪府立大学看護学部の大学院生の方2名が参加され、運営のお手伝いをしていただきました。はじめは有本さんのピアノに合わせ4曲をプロジェクタで表示される歌詞をみながら歌いました。その後はいつものカラオケ形式へと続きました。クラシックタイムはチャイコフスキーの代表作白鳥の湖から情景。オルゴールなどで聞き慣れた曲ですが、大音響のフルオーケストラで聞くのも迫力満点で、すばらしいものでした。今回の参加者は41名でした。(取材 宮本)

今日の進行役八木さん
府立大学看護学部の皆さんの自己紹介
今日も画面を見ながら元気いっぱいの歌声が
<前回の交流サロンで実施したアンケートの結果>

選曲について

今のままでよい 25
古い歌をもっと増やしてほしい 10
新しい歌を入れてほしい  8
軍歌・寮歌を入れてほしい 10
クラシックタイムについて

今くらいの時間でよい 28
もっと長い時間聞きたい  4
短くしてほしい  0