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特別授業レポート(2)
 
ビオトープ自然教室と小学校の総合学習

羽曳が丘E&Lでは、平成19年10月30日羽曳野市立羽曳が丘小学校の3年生を対象に特別授業「ビオトープ自然教室」を開催しました。今回の授業は6月に開催された特別授業に続くもので、その際取り上げられたビオトープ池の自然と私たちの住む街の環境を実際に学ぶ時間でした。児童たちは実際にビオトープ池周辺の自然に触れ、地域環境保全の大切さを学びました。
当日は朝からE&Lのスタッフがビオトープ池でパネルなどを用意して待機。班ごとに分かれた児童たちはスタッフから説明を聞いたり、自分たちで木や草、昆虫などを観察しその様子を書き写したりと充実した時間を過ごしました。

最後に越冬できないビオトープ池のメダカを持ち帰り冬の間教室で飼育観察をすることにしました。

平成19年11月11日日曜参観日の日。羽曳が丘小学校ではビオトープ自然教室で学んだ件について、児童たちの研究発表会が開催されました。
当日は保護者に混ざってE&Lスタッフも3年生の教室に駆けつけました。各クラスごと各班ごとに思い思いに研究発表が行われましたが、我々スタッフもその周到な準備と幅広い研究テーマには驚かされました。

わたしの参観したクラスでは、ビオトープに関係した動植物に関するクイズ、ビオトープ近郊の森に生息するというオオタカの紙芝居、学校周辺の動植物観察発表、絶滅動物の調査、ビオトープに関する劇とぎっしりの内容で、時間があっという間に過ぎ去りました。      (取材 宮本)

E&Lスタッフから説明を聞く児童たち
小山に登り、木や草を観察する班
E&Lスタッフとの質疑応答の時間。鋭い質問にスタッフはタジタジ
「11月11日の発表会にぜひお越しください」。児童たちからE&Lに届いた招待状の数々
発表会の日。教室はカラフルなビオトープ発表会の文字で飾られていた
E&Lスタッフの指示に従って行動する児童たち
学校周辺の動植物観察レポートを発表する児童たち
大きなビオトープの絵をバックに発表が続く
ノートを片手にビオトープ池の周りで思い思いに観察を続ける児童たち